公募・入札愛知県は18日、「物流脱炭素化プロジェクト推進事業」に関する業務委託の委託先を募集すると発表した。水素社会の実装に向けた同事業では、FC(燃料電池)商用車の導入促進や、荷主と運輸事業者等の連携による脱炭素型物流モデルの構築を図る。委託期間はことし6月上旬から2026年3月31日までで、募集期間は4月18日から5月9日正午まで。
同事業では、国が30年ごろの水素利用目標として示すFC小型トラック累計2万2000台、FC大型トラック累計5000台の普及を見据え、県内でも水素商用車の普及を推進する。とくに、県内の運輸部門におけるCO2排出量の40%を占める貨物自動車を対象とした施策が必要とされており、23年12月に学識者で構成される「あいちカーボンニュートラル戦略会議」が支援対象としたプロジェクトの事業化を、2025年度も継続支援する。
物流においては、提案内容に基づきFC車両を活用した運行計画や、荷主・運送事業者間の調整体制の整備などが盛り込まれる。オンラインによる説明会は4月25日16時から実施予定。
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