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ECOMMIT、東京サーキュラーセンター開設

2025年4月21日 (月)

拠点・施設ECOMMIT(エコミット、鹿児島県薩摩川内市)は18日、14日に衣類や雑貨の回収・選別・再流通を担う新施設「東京サーキュラーセンター」を開設したと発表した。同施設は関東エリアの循環物流を大規模に支える拠点であり、今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)や自動化を活用し、循環データをもとにした新たなものづくりの基盤構築を目指す。また、ことし中には中部エリアで初となる「中部サーキュラーセンター」の開設も予定している。

(出所:ECOMMIT)

東京サーキュラーセンターでは、年間1万3000トンに上る回収物の選別と再流通を担い、同社が培ったプロピッカーの知見を標準化・データ化して運用する。1次選別と2次選別のエリアに分かれ、ファッションやトレンドを考慮した判断を可能にする体制を整備。蓄積された循環データは製造業へ提供され、持続可能な商品開発の促進にも活用される。

ECOMMITは現在、全国に4000か所の回収拠点を持ち、独自システム「PASSTO」(パスト)によるCO2削減効果の可視化を行っている。今後も地域密着型の循環インフラ整備を進め、廃棄を減らすにとどまらず、新たな価値創出と地域資源の活用を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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