荷主商船三井は18日、JFEスチール向けに建造したLNG燃料ケープサイズバルカー「VERDE HERALDO」(ヴェルデエラルド)が完成したと発表した。命名式は同日、今治造船の西条工場(愛媛県)で実施され、JFEスチールの広瀬政之社長が「緑の先駆者」を意味する船名を命名した。式典には商船三井の橋本剛社長ら関係者が出席した。

▲LNG燃料ケープサイズバルカー「VERDE HERALDO」(出所:商船三井)
本船は、JFEスチールの製鉄所向け輸送を担う長期契約船で、脱炭素化を目指す商船三井グループの環境戦略「環境ビジョン2.2」に基づき導入されたLNG燃料船である。全長299.99メートル、載貨重量トン数は21万0321トンに及ぶ大型バルカーで、建造には今治造船と日本シップヤードが関わった。完成後は西条工場を出港し、大阪ガス泉北製造所(大阪府)でShore to Ship方式により燃料供給を受けた後、積地のオーストラリアへ航行する。
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