公募・入札環境省は21日、バリューチェーン全体での温室効果ガス(GHG)削減を支援する「脱炭素化推進モデル事業」への参加企業、支援機関、業界団体の公募を5月初旬から開始すると発表した。公募期間は6月初旬までを予定している。
この事業は、企業単独では対応が難しいサプライチェーン全体でのスコープ3排出量削減を目的とし、「企業が取引先に行うエンゲージメント」「業界団体などが共通の算定ルールや方針ガイドラインを策定する取り組み」の2点を支援する。同省は、取引先ごとに異なる要請への対応や排出量算定未実施といった企業の課題を踏まえ、共同でのGHG排出量の把握と削減を促進する。
物流分野でもスコープ3に該当する輸送・配送業務の排出量管理が重要視されており、バリューチェーン全体でのデータ連携が求められることから、サプライチェーンを構成する物流企業の参画も期待されている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部