ロジスティクス東京都市圏交通計画協議会(TPC)は3月14日、東京海洋大学の苦瀬博仁名誉教授を招き、「これからの都市と物流対策」をテーマにセミナーを開催した。東京国際フォーラムで行われたこのセミナーでは、まちづくりにおける物流の重要性について講演が行われた。
苦瀬名誉教授は講演の中で、都市計画やまちづくりにおいて人の交通や賑わいについては注目されるが、物流の視点が忘れられがちであると指摘。「どんな事務所、どんな店舗、どんな家でも、そこに人がいれば物流がある」として、まちづくりにおいて物流は欠かせない要素だと強調した。
特に近年注目を集めているウォーカブルなまちづくりにおいても、物資の搬入経路や方法についての配慮が必要だと説明。人の移動と物の輸送を両立させるための具体的な対策や、物流を考慮した都市設計の重要性について解説した。
セミナーでは、参加した自治体関係者らに対し、今後のまちづくりにおいて物流視点を取り入れることの必要性を訴えた。
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