ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロジスティード、共同配送でJ-クレジット初認証

2025年4月23日 (水)

環境・CSRロジスティード(東京都中央区)は23日、共同配送によるCO2排出量削減プロジェクトを国内で初めてJ-クレジット制度に登録したと発表した。共同配送を活用したJ-クレジットは国内初の登録となる。

物流業界は国内のCO2排出量の20%を占め、特にトラック輸送のエネルギー消費量が課題となっている。また、2024年問題によるドライバー不足や時間外規制の厳格化で輸送力不足が懸念されるなか、環境負荷低減と輸送効率向上の両立が求められている。同社が登録したJ-クレジット制度は、複数の荷主や物流会社が実施する共同配送の実績を一括して管理する「プログラム型」方式を採用する。共同配送により削減したCO2排出量を国が認証し、クレジットとして発行。このクレジットを企業間で売買することで、環境価値として活用できる。

▲共同配送を活用したJ-クレジットプロジェクトの仕組み(クリックで拡大、出所:ロジスティード)

プロジェクトの特徴は、参加企業が個別に登録手続きする必要がなく、同社が一元的に実績データを管理する点にある。共同配送に参加する企業は、通常の配送業務を行うだけでクレジットを獲得できる。同社はクレジットの申請から売却までを代行し、その収益を参加企業に還元する仕組みを構築した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com