環境・CSRプランティオ(東京都渋谷区)は24日、野村不動産とIHIが開発した賃貸物流施設「Landport横浜杉田」(横浜市金沢区)の屋上に、スマートコミュニティ農園「『Vegestic Farm』 Yokohama Sugita by grow」を設置すると発表した。開園はことし6月を予定し、マルチテナント型賃貸物流施設における同種の農園導入は国内初となる。

▲「”Vegestic Farm” Yokohama Sugita by grow」完成予想 CG(出所:プランティオ)
Landport横浜杉田は、屋上農園や共有スペースを通じて地域との接点を強化し、防災機能の向上や雇用創出を図る「オープン・シェア型」の物流拠点。特に地域共生においては、地元の歴史樹木「杉田梅」の保護に取り組むなど、物流施設を中心とした地域の持続可能性や防災貢献を掲げている。物流の自動化による省人化や地域との協調を進める中、スマート農園は食と農を体験できる交流の場として、ワーカーのワークライフバランスや地域コミュニティ活性化に貢献することが期待される。
農園は、プランティオ独自のIoTセンサー「grow CONNECT」を活用し、栽培環境をアプリで管理する。また、災害時には食料備蓄としての機能も担うとしている。
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