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SPACECOOL、ホンダのタイ拠点に放射冷却素材

2025年4月28日 (月)

環境・CSRSPACECOOL(スペースクール、東京都港区)は25日、本田技研工業がタイに持つ海外拠点、ホンダ・エンジニアリング・アジアンの工場屋根に、放射冷却素材「SPACECOOLルーフシェード」を導入したと発表した。今後、現地企業や日系企業への普及拡大を目指す。

今回施工したのは、工場や倉庫に多いハゼ式折板屋根で、従来の暑熱対策技術と比較し、同素材がより高い効果を発揮すると判断された。タイは日本の1.5倍以上の平均日射量があるため、空調エネルギー消費量も多く、効果が期待される。ホンダはこれまで寄居工場で内部温度を15度低減、コンテナハウスで空調エネルギー消費量を46パーセント削減する成果を出していた。

SPACECOOLは、太陽光からの熱を抑えつつ、宇宙に熱を逃がす放射冷却の原理により、ゼロエネルギーで外気温よりも温度を下げる素材。今回の導入実績を踏まえ、今後は工場や倉庫向けに施工体制を整え、タイ国内の脱炭素推進に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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