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Waymo、自動運転タクシーサービスを拡大

2025年5月8日 (木)

サービス・商品自動運転技術の開発を手掛けるウェイモ(米国)は5日、同社が運営する自動運転タクシーサービス「Waymo One」(ウェイモワン)の規模を拡大すると発表した。

ウェイモワンは米国・フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティンで毎週25万回以上のサービスを提供。今回の拡大により、2026年にはアトランタ、マイアミ、ワシントンD.C.にも完全自動運転の配車サービスを導入する。現在、1500台以上の自動運転車が運行しているが、利用者の増加に伴い台数を徐々に拡大し、26年にかけてさらに2000台以上を加える予定。

(出所:Waymo)

拡大に伴い、同社は乗客数の増加に対応するため自動車部品メーカーのマグナ・インターナショナル(カナダ)と提携。フェニックスに新たな自動運転車工場を建設し、米国での製造拠点とするための投資を進めている。この工場では同社の完全自律走行技術を搭載した「ジャガーI-PACE」数千台を生産。2万2204平方メートル(23万9000平方フィート)の工場に数百万ドルが投資される予定。

またこれまでは乗客を乗せる前にシステムの検証と試運転を行う必要があり、車両が乗客を乗せられるようになるまでに時間とコストを要していたが、新しい工場ではラインの最終段階で新たなプロセスを導入。これにより工場から自動運転で出庫し、30分以内に最初の乗客を乗せて運行を開始できるようになるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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