財務・人事ニッコンホールディングスは9日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比11.5%増の2478億9000万円、営業利益は同9%増の231億5500万円、最終利益は0.4%減の165億5000万円と増収最終減益だった。
主力の運送事業セグメントの売上高は17.5%増の1179億6300万円、セグメント利益は13.1%増の63億1400万円だった。業務量の回復や米国のシュプリーム・オート・トランスポート連結子会社化したことなどが寄与した。
倉庫事業セグメントの売上高は5.2%増の408億8100万円、セグメント利益は2.8%増の85億5800万円だった。人件費増や減価償却費の増加などがあったものの、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果により保管取扱量が増加した。
梱包事業セグメントの売上高は6.6%増の573億6400万円、セグメント利益は28%増の42億4800万円だった。業務量の増加や業務の効率化や増収効果による利益の増加が寄与した。
26年3月期の通期予想は、売上高は13%増の2800億円、営業利益は20.9%増の280億円、最終利益は20.8%増の200億円を見込んだ。
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