ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

福山通運、25年3月期は営業利益減も最終利益増

2025年5月13日 (火)

財務・人事福山通運は13日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比5.2%増の3024億9500万円と増収となったものの、営業利益は29.5%減の73億6300万円、最終利益は11.7%増の87億4800万円となった。

当連結会計年度より、第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」に基づき、貸切事業を新たな収益の柱として位置づけ、セグメント区分を従来の3区分から4区分へ変更した。運送事業は売上高4.3%増の2345億3800万円、営業利益39.5%減の49億2800万円となった。貸切事業は売上高9.5%増の262億4900万円、営業利益6.8%増の22億900万円となった。流通加工事業は売上高7.1%増の223億5900万円、営業利益10.9%増の32億9500万円となった。国際事業は売上高10.8%増の118億6100万円、営業利益8.1%減の2億8200万円となった。

人件費・外注費をはじめとしたコスト増加が主な減益要因となった。一方で、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実験参加や「トレーラー・トラクター方式」による中継輸送開始に向けた取り組みなど、持続可能な輸送サービスの提供実現に向けた施策も推進している。

2026年3月期は、売上高4.6%増の3163億円、営業利益10.0%増の81億円、最終利益48.6%増の130億円を予想している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com