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日本郵船、スペインに次世代完成車ターミナル建設

2025年5月15日 (木)

環境・CSR日本郵船は14日、7日にスペイン・バルセロナ港における27年間の完成車ターミナル運営権を獲得したと発表した。2027年稼働予定の完全自動立体駐車場を建設し、再生可能エネルギーを活用することで、環境配慮型の自動車輸送を実現する。

▲欧州の完成車ターミナル拠点(クリックで拡大、出所:日本郵船)

同ターミナルにはインターナショナル・カー・オペレーターズ(ICO、ベルギー)の協力を得て、完全自動立体駐車場を導入する。出入り口でシステムを操作することで、ドライバーによる搬出入作業を自動化し、ヒューマンエラーを減らす。さらに、太陽光発電システムを設置し、年間3211メガワットを発電、ターミナル内で利用する。

今回の運営権の獲得により同社は、西地中海や北アフリカ地域の自動車物流需要を取り込み、国際的な自動車物流ハブ港を目指す。今後、内陸保管ヤードでの蔵置や自動車部品の取り付け、物流パートナーと連携した陸上輸送など、物流ソリューションの展開を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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