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関東などで産廃車両の一斉路上検査、38台に指導

2013年10月31日 (木)

行政・団体一斉路上調査のようす東京都は10月30日、産業廃棄物不適正処理防止広域連絡協議会(通称「産廃スクラム30」)が九都県市首脳会議と合同で、不法投棄撲滅強化月間の取り組みとして、産業廃棄物収集運搬車両の一斉路上調査を実施したと発表した。

一斉路上検査は10月16、17、21、23日の4日間にわたり、関東甲信越、福島県の14か所で実施した。自治体職員222人、警視庁、県警職員59人、高速道路職員68人の合わせて349人体制で検査を行った結果、廃棄物関係車両191台うち38台に対して指導を行った。

違反内容は、許可証の写しなど書類携帯義務違反が15件、産業廃棄物運搬車両表示義務違反11件、マニフェスト(産業廃棄物管理票)記載不備9件、マニフェスト携帯義務違反5件、その他5件——となり、改善指示書の交付などを行った。今後、違反内容に応じて追跡調査も実施することにしている。