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北海道ト協、6月に不正改造車排除運動

2025年5月15日 (木)

環境・CSR北海道トラック協会(北海道ト協)は15日、2025年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」を6月の1か月間を強化期間として実施すると発表した。この運動は国土交通省が中心となって年間を通じて行っているものだが、今年度は北海道運輸局が特に6月を強化月間として重点的に運動を展開する。

この取り組みは、安全面や環境面で問題となる不正改造車両を排除することを目的としたもの。トラック運送事業者に対しては、「不正改造防止自主点検票」を活用した所有車両の定期的な自主点検の実施が求められている。

排除の重点項目としては、タイヤやホイールの車体外へのはみ出し、不適切な灯火器の取り付けや取り外し、窓ガラスへの着色フィルム貼付、マフラーの改造、速度抑制装置の改造などが挙げられている。

実施内容としては、協会の機関誌やホームページでの周知、適正化事業巡回指導時における啓発・指導、北海道運輸局および各支局が行う街頭検査への協力などが予定されている。

なお、2023年11月には、不正改造された軽自動車のタイヤが走行中に脱落して歩行者に当たり意識不明となる事故が発生しており、こうした痛ましい事故防止のためにも不正改造車の排除が重要視されている。

運動の実施結果については、7月10日までに北海道トラック協会へ報告されることになっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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