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ブルーイノベ、米企業とドローン訓練技術開発

2025年5月29日 (木)

(出所:ブルーイノベーション)

産業・一般ブルーイノベーションは27日、米国のPKLサービスと、AI(人工知能)とMR(複合現実)技術を活用したドローン操縦訓練シミュレーターの共同開発に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。

ドローンの技術進化と活用分野の拡大に伴い、災害対応やインフラ点検、安全保障といった高リスク分野での需要が高まっている。一方で、そうした現場に対応できる操縦技術や整備スキルを持つ人材の育成が追いついていないという課題がある。ブルーイノベーションはこれまで、独自の統合プラットフォーム「Blue Earth Platform」を活用し、7万人のユーザーに向けて「SORAPASS」などの訓練サービスを展開してきた。また、JUIDA(日本UAS産業振興協議会)との連携のもと、「プラント点検」や「森林測量」向けの訓練コースを整備してきた実績がある。

一方のPKLは、カリフォルニア州に拠点を構える航空宇宙企業で、航空機の操縦・整備訓練に長年の経験を持ち、CBT(コンピューター訓練)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を統合した「OMNISPECトレーニングシステム」を展開している。

両社は、用途別に特化した訓練プログラムの提供、実務再現型のバーチャル訓練、反復可能で安全な訓練環境の構築、AIモデルの訓練と検証を可能とする合成環境の開発を共同で進めることで合意。これにより、現場で即戦力となるドローンパイロットや整備士の高度スキル習得を促進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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