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日立、データセンター統合管理サービスの提供を開始

2010年12月17日 (金)

拠点・施設日立製作所は20日、データセンターやサーバー室を運営している企業向けに、必要となる電源・空調設備やIT機器の運用管理をワンストップで行い、コスト低減や業務効率の向上を実現するアウトソーシングサービスとして「データセンター統合管理サービス」の提供を開始する。

 

このサービスにより、これまで別々に行われることの多かった、データセンター内の電源・空調設備やIT機器の運用管理サービスを統合し、業務の重複や不足を解消して、作業集約による効率化、コスト低減、業務品質の向上などを図る。

 

昇降機や空調機などビル設備の保守を含めた総合的なビル管理を行う日立ビルシステム、情報システムや付帯設備の保守・運用管理支援を行う日立電子サービスと連携し、データセンター統合管理サービスをメニュー化した。新サービスの提供により、これまでデータセンター事業で培ってきた運用管理の経験・ノウハウを活かしながら、日立グループのシナジーを発揮することで、企業の運用管理業務の効率化・コスト低減と、管理品質の維持・向上につなげる。

 

具体的には、データセンターやサーバー室を運営している企業向けに、建物に付随する受変電設備や空調換気設備、給排水設備などと、サーバー室内に設置するIT機器やラック、電算用空調設備、無停電電源装置(UPS)などについて、運用管理業務をワンストップで行う。

 

また、今後は、IT設備連係技術を利用した空調稼働制御の最適化など、新技術を取り入れることにより、さらなる効率化・省エネルギー化の実現を目指す。