
(出所:ファクトリアル)
調査・データファクトリアル(米国)は28日、自社の固体電池技術「FEST」を搭載したリチウム金属電池セルを、無人航空機(UAS)を開発するアビドローン・エアロスペース(カナダ)に初出荷し、空中での実証運用を開始すると発表した。
同電池はアビドローンの長距離対応型貨物ドローンに組み込まれ、実地飛行によりエネルギー効率や放電性能、積載量、飛行距離などを検証する。高高度や変動する温度、振動環境など、実際の運用条件下での性能評価も進められる。初期のシミュレーションでは、従来の電池と比較して飛行距離が2倍に伸びる。
FEST搭載の固体電池は、従来のリチウムイオン電池に比べ最大50%高いエネルギー密度を実現しており、ドローン物流の飛躍的な性能向上が可能になる。
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