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帝人、再生医療CDMO拠点を拡張稼働

2026年3月11日 (水)

メディカル帝人は11日、グループ会社の帝人リジェネット(東京都千代田区)が山口県岩国市に整備してきた再生医療CDMO(開発製造受託機関)拠点「岩国ファクトリー」の拡張工事が1月30日に完成し、本格稼働を開始したと発表した。

▲「岩国ファクトリー」外観(出所:帝人)

同施設は帝人の岩国事業所内に立地し、施設床面積は2400平方メートル。培養室7室、品質試験室2室、実験室1室を備え、がん治療などに用いられるCAR-T細胞療法製品やiPS細胞製品の受託生産を行う。年間1000例以上のCAR-T細胞療法製品の生産が可能で、再生医療製品の製造管理・品質管理基準であるGCTPに準拠する。

培養室の一部には設備配置の自由度を高める「ボールルームコンセプト」を採用し、完全閉鎖系自動培養装置などを組み合わせることで複数製品の同時生産に対応する。また製造実行システム(MES)を導入し、千葉県柏市の「柏の葉ファシリティ」と生産状況や在庫情報を共有する。

再生医療分野では製造受託体制の整備が進んでおり、拠点拡張により受託生産能力の強化と安定供給体制の構築を進める。

▲「岩国ファクトリー」内での作業(出所:帝人)

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