拠点・施設霞ヶ関キャピタルは5月30日、同社が開発を企画立案した冷凍冷蔵倉庫「LOGI FLAG COLD」、三温度帯倉庫「LOGI FLAG DRY & COLD」、冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH」の計8物件を組入れた私募ファンドを組成したと発表した。

▲「LOGI FLAG COLD船橋I」(出所:霞ヶ関キャピタル)
このファンドは環境配慮型の冷凍冷蔵倉庫に特化する。一般的なドライ倉庫中心のファンドとの差別化を図り、国内で最大級の冷凍冷蔵倉庫特化型ファンドとなる。本プロジェクトで同社は三菱UFJ銀行をアレンジャーとする大型シンジケートローンを導入し、複数の金融機関や投資家から資金を調達した。組成ファンドにおいて同社は最大規模となり、アセットマネジメント業務も受託したため、今後も運用を担う。
同社は2030年のフロン規制や冷凍食品消費の拡大、24年問題によるドライバー不足、高齢化などの物流業界課題に対応する意向を示し、冷凍冷蔵倉庫の設備投資と自動化推進の両面から新しい物流ソリューション構築に着手する。物流施設開発や運営ノウハウを活用し、中長期的な収益維持と拡大を狙うとともに投資機会を広げ、事業成長とともに、「AUMを積み上げ、安定収益の拡充加速させる」としている。
今回、同社はコールドストレージファンド1号合同会社と取引した。同社は匿名組合出資を実施し、アセットマネジメント業務を受託。なお、同取引先との間に人的関係は存在しないと説明した。
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