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サニックス、子会社で架空売上が判明

2013年11月7日 (木)

話題サニックスは7日、子会社の従業員による架空売上が判明したと発表した。5月に計上した産業用太陽光発電システムの取付施工(売上代金1億円)で、実際には施工されておらず、出荷された部材が外部倉庫に保管されていたことが発覚した。

同社によると、不正行為は10月7日に「ある従業員による売上高の架空計上の疑いがある」との匿名通報を受けて従業員に確認したところ、従業員は「特定の一件で架空売上を計上していた」ことを供述。

同社は直ちに調査に着手し、ことし5月に計上した売上代金1億円の産業用太陽光発電システム(出力10キロワット以上)取付施工案件で、施工の実在性がなく、出荷された部材が外部倉庫に保管されていたことなど、不正の事実を確認した。

不正行為の発覚後、同社は子会社のほかの契約案件へと調査範囲を広げており、調査結果を踏まえて原因究明と再発防止策を講じるとしている。調査結果は公表する方針。