
▲実ターミナルでの実証実験(出所:三井E&S)
荷主三井E&Sは3日、国土交通省港湾局の港湾技術開発制度に基づき受託していた「遠隔自働化RTGによる構内シャーシとの連携支援技術開発業務」を完了したと発表した。本業務は2023年度から24年度にかけて2か年で実施されたもので、RTG(ラバータイヤ式門型クレーン)と構内シャシー間の自動連携を支援する技術開発を目的としていた。
開発された技術は、3つの主要機能が連携する構成で、経験が浅い遠隔オペレータでも一定時間内でコンテナ荷役を行えることが実証された。実ターミナルでの試験では、熟練オペレータによる手動操作と同等の荷役時間を達成し、荷役作業の効率化が確認された。
同社はすでに遠隔操作可能なRTGを製品化しており、今回の連携技術は遠隔オペレーターと構内シャシードライバーの負担軽減と荷役効率の安定化に寄与する。
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