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WAN-Sign、CRMPの電子契約基盤として採用

2025年6月6日 (金)

サービス・商品NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社で、機密文書や歴史資料などの保管事業を手がけるNXワンビシアーカイブズ(東京都港区)は5日、同社が運営する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」(ワンサイン)が「信用リスク取引プラットフォーム」の電子契約サービスの基盤として採用されたと発表した。

信用リスク取引プラットフォームは略称「CRMP」(クランプ)と呼ばれ、東京金融取引所(千代田区)と信用リスク管理基盤(同)が、金融機関間の貸出債権取引やシンジケートローン組成のために構築。CRMPの運営主体は信用リスク管理基盤で、同社は東京金融取引所の完全子会社として昨年6月に設立された。

WAN-Signは、電子契約や書面契約書の原本管理・保管から電子化まで一貫して対応できるシステムで、大手企業や金融機関、政府系機関まで業種や規模を問わず導入が進んでいる。単に電子契約ができるだけでなく、同社の契約管理業務や電子化作業のノウハウを活用して、顧客の契約管理全体をサポートできるのが特徴となっている。

ことし4月にCRMPとWAN-Signがシステム連携し、電子契約を行う際、WAN-Signをそのまま利用できるようになった。

両サービスが連携することで、大手銀行や地域金融機関間の交渉や文書共有、取引の円滑化が図られるほか、貸出債権取引契約を締結する際の事務の効率化などが可能になる。両社は、これによって契約締結の時間短縮やペーパーレス化の推進につながるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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