ロジスティクス永尾運送(大阪府摂津市)11日、長年培ってきた新聞配送のノウハウと輸送力を活用した「小口共同配送(混載便)」サービスを開始したと発表した。
同サービスは、新聞輸送のトラックの空きスペースを有効活用し、1台のトラックで複数の顧客の荷物を同時配送する。対象エリアは大阪・兵庫・京都の関西圏で、365日稼働を実現している。

(出所:永尾運送)
最大の特徴は「1ケース250円から」という低コストでの輸送である。他社貨物との積み合わせにより、1ケースから1トン未満の小ロット・中ロットの荷物を安価に配送できる。また、新聞輸送で培った定刻配送の技術により、時間通りの確実な配送を提供する。条件が合えば前日連絡での車両手配も可能だ。
さらに、路線便では敬遠されがちな長尺物・異形物・不定形な荷物も、1トン未満で温度管理が不要であれば対応可能。
同社の取り組みは既に日本マクドナルドでも活用されており、4トントラックから2トントラックへの共同輸送により、積載率向上とCO2削減に貢献している実績がある。新聞輸送という既存インフラを活用した効率的な物流サービスとして注目される。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com