双日、パナマ自動車市場に本格参入

M&A双日は12日、パナマでヒュンダイ（韓国）ブランド車の輸入と正規ディーラー事業を手がけるペトロオートの全株式を取得し、同国の自動車市場へ本格的に参入した。パナマは中南米の経済・物流の要衝として高い成長潜在力を有し、今後も継続的な人口増加と経済成長が見込まれている。こうした内需拡大の流れのなかで、自動車市場の拡大にも期待が集まる。

▲ペトロオートのショールームの外観（出所：双日）

ペトロオートは1990年設立。ヒュンダイブランド車の正規輸入元として国内9拠点を運営する。輸入から販売、小売、アフターサービスまでを自社ネットワーク内で一貫して手がけ、高い提案力を武器に安定したアフターサービス品質を確立し、盤石な顧客基盤を築いてきた。

双日は50年以上にわたり、計50か国以上で自動車事業を展開してきた。自動車販売事業、アフターサービス事業、パーツ販売事業などを主業とするペトロオートの株式取得により、パナマでも高いレベルの顧客体験を提供し、自動車事業のさらなる成長を目指す。同社は、販路拡大と業容強化を加速し、パナマにおけるヒュンダイブランド車のシェア向上を狙う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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