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富士通テン、障害物検知でヴァレオと共同開発

2013年11月15日 (金)

産業・一般富士通テンは14日、自動車部品メーカーのヴァレオと自動車の安全システム分野で共同開発することに合意した、と発表した。両社は、富士通テンのミリ波レーダーとヴァレオの前方カメラを組み合わせ、車道の障害物を検知するセンシング技術の開発に共同で取り組む。

ミリ波レーダとカメラは歩行者や自転車、他車両などを素早く正確に検知するセンサーとして機能する。障害物と衝突しそうになった場合、自動的にブレーキがかかり、事故を未然に防ぐもので、例えば、歩行者と衝突しそうになった場合、複数のセンサーと自動緊急ブレーキシステムが事故を予防するとともに、衝突した場合でも被害を軽減する。

両社は、ミリ波レーダーが持つ「対象物との相対距離や位置関係の認識での優位性」や、カメラの「対象物を識別できる優位性」といったそれぞれの特長を融合させ、季節や天候、時間帯などの外部環境に左右されることなく高い精度で障害物を検知できる技術の開発に共同で取り組む。