ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JSOL、拠点間の異なるマスター統合サービスを開始

2013年11月19日 (火)

サービス・商品JSOL(東京都中央区)は19日、グローバル拠点間やグループ会社間の異なるマスター情報を統合し、経営管理情報を一元的に集約・把握可能にする「見える化サービス」の提供を開始すると発表した。

国や部門、関係会社間、システムごとに同一の定義でも異なる名称・表記で使われているケースが多くあり、経営の見える化や効率的な管理の阻害要因となってきた。

特にサプライチェーン領域で、BIを活用した「見える化」により需要・在庫の最適化や原価・利益管理を行う取り組みはで、「各拠点でのマスターの整合性が取れていない」「マスター管理の統制が不十分」「BIとの連携が不十分で活用しきれていない」といった問題が多いことから、マスター管理システムとBIツールをトータルで提供することによって、マスターの管理から見える化まで一括して管理・活用ができるソリューションを実現した。

新サービスでは、国・拠点のローカルにシステムやマスターを残したまま統一マスターを作成・管理し、見える化を実施できるため、(1)バラバラに行われている調達状況を「見える化」することで集中購買が実現でき、コスト削減につながる(2)拠点・生産工程のリードタイムバランスを一括して把握でき、コストダウンすべき工程分析ができる(3)在庫推移をモニタリングし需要計画・在庫最適化を行うことができるので、販売機会損失を減らすことができる——といった効果を発揮する。

同社はクラウド環境にも今後対応できるよう準備を進めている。

■問い合わせ先
JSOL
ERP開発本部(担当:仙波氏)
TEL:03-5859-6001
FAX:03-5859-6033
E-Mail:sales@s1.jsol.co.jp