ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

星野リゾート、紙製ハンドタオルをリサイクル

2025年6月19日 (木)

環境・CSR星野リゾート(長野県軽井沢町)は19日、王子ホールディングス(HD)および王子ネピア(東京都中央区)と共同で6月1日から紙製ハンドタオルの水平リサイクルを開始すると発表した。

紙製ハンドタオルは、水を吸っても破れない強度を持つため溶解性が悪く、汚れや臭いの問題からリサイクルが困難で、これまで焼却処分されていたが、王子HDは王子ネピアの協力工場で独自技術により、溶解性を向上させ効率的にパルプを回収し、nepiaハンドタオルとして再製品化する水平リサイクルを実現した。

星野リゾートは排出量が多い、星のや軽井沢、軽井沢ホテルブレストンコート、軽井沢星野エリア村民食堂、リゾナーレ八ヶ岳の4か所に回収ボックスを設置する。また、ツチハシ(長野県茅野市)と連携し既存の物流網を活用した回収・納品ルートを構築したことで、新たな輸送コストをかけずにCO2排出量を抑える。

テスト期間の1月15日から2月14日に回収した使用済み紙製ハンドタオルは、58.3キロで、nepiaハンドタオルに換算すると年間2917パックの再製品化が可能になる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com