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ダイハツD、IMOの第三次規制適合鑑定を取得

2013年11月20日 (水)

行政・団体ダイハツディーゼルは19日、2016年の建造船から適用が見込まれるIMO(国際海事機関)のNOx第三次規制に適合を証明する鑑定書SOCを世界に先駆けて取得した、と発表した。

第三次規制では、第一次規制に比べて80%のNOx削減が求められているが、規制値が厳しくエンジン単体での対応が難しいことから、後処理装置による対応が必要となっている。

そこで同社はディーゼル機関とSCR装置を結合した状態(スキームA)でのNOx認証試験を日本海事協会、DetNorskeVeritasの立会受検をし、SCRの技術情報を含むNOxテクニカルファイルの審査を経て今月、両船級からIMOのNOx第三次規制に適合を証明する鑑定書を取得した。

今後は、エンジン型式ごとにSCR装置と組み合わせ、INOx第三次規制の認証を取得しつつ量産・販売開始に向けた準備を進める。