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JILS、物流管理士講座の講義風景公開

2013年11月25日 (月)

話題討議風景日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は25日、タイム24ビル(東京都江東区)で20、21日に開催された第104期物流技術管理士資格認定講座(東京開催)の第13単元「総合演習2」の講義概要を公開した。

講座の総まとめとなる総合演習2では、ケーススタディとして、3PL受託後に赤字に陥っている物流現場の立て直しのため、改革案の立案にグループ演習形式で取り組んだ。

講師のロジスティクス・サポート&パートナーズの黒澤明氏、同社コンサルタント清野眞由美氏が、ケーススタディの課題説明とともに、(1)赤字の脱出は急務であるが、委託先に対する単なる値下げ要請、あるいは委託元の荷主企業に対する単なる値上げ要請ではなく、物流のプロとしての提案をまとめてほしい(2)マクロ、ミクロ両面から現状を分析してほしい(3)委託元の荷主企業も驚くようなアイデアを出してほしい——と検討に際して留意すべき点を説明した後、グループ討議、発表と講評へと進んだ。

講義の最後には、黒澤氏が「物流技術管理士の資格を取得することがゴールではなく、あくまでもスタート。実務で成果を出せる真の物流のプロを目指してほしい」と受講者への期待の言葉で締めくくった。

第104期講座は、論文試験、面接試験を経て、2014年2月7日の認定証授与式で全日程が終了する。