調査・データ農林水産省は28日、6月末時点の米穀流通動向を公表した。2025年産米の集荷数量は前年同月から25万9000トン増の268万7000トン、契約数量は11万3000トン増の253万9000トンとなった。一方、販売数量は26万5000トン減の150万トンにとどまり、集荷の増加に対して販売の進捗が鈍い状況となった。
全国の民間在庫は前年同月から72万トン増の194万トンで、6月末として最も高い水準となった。内訳は、出荷段階が58万トン増の142万トン、販売段階が14万トン増の51万トン。販売段階の在庫も例年の30万~40万トン程度を上回った。
6月の精米販売数量は前年同月比94.7%で、小売事業者向けが同93.7%、中食・外食事業者向けが96.0%だった。販売価格は、小売向けが101.4%、中食・外食向けが116.9%となった。販売数量が前年を下回るなか、流通段階での在庫の積み上がりが鮮明となっている。
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