サービス・商品Shippio(シッピオ、東京都港区)は28日、貿易プラットフォーム「Shippio Platform」で、国際輸送に関する請求項目をAI(人工知能)で分類する機能の提供を開始したと発表した。物流事業者ごとに異なる費用項目の名称を共通の分類に自動で振り分け、物流コストの分析に利用できるCSVデータとして出力する。
国際輸送の請求書では、同じ性質の費用でも「海上運賃」や「OCEAN FREIGHT」など、事業者によって表記が異なる。荷主企業では担当者が請求内容を確認し、Excel(エクセル)などへ転記した上で、自社の分類基準に合わせて集計する作業が発生していた。
新機能では、AIが請求項目を読み取り、同じ費用を示す項目に共通のタグを付ける。明細1件を1行にまとめ、輸送ルート、船会社、日付、重量などの情報と併せて出力する。外貨建ての費用を日本円へ換算する機能も備え、表計算ソフトやBIツール、生成AIに取り込んで分析できるとしている。
これにより、費目別、ルート別、物流事業者別、船会社・航空会社別のコスト比較が可能になる。重量などの単位あたりコストを算出し、委託先や輸送ルートの見直し、運賃交渉に利用することも想定する。発注番号や請求書番号を使い、社内の調達データと物流費をひも付けることにも対応する。月次の物流費集計や費目単価の推移確認、想定外の追加費用の発見などでの活用を見込む。
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