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（出所：パルシステム連合会）
サービス・商品パルシステム生活協同組合連合会は4日、100％リサイクル原料で製造した保冷箱を本格導入すると発表した。2025年度は原料のポリスチレン換算で最大150トンの使用削減を見込む。
リサイクル原料は回収された発泡スチロールなどを再生したもので、強度保持のため23年から試験を継続してきた。保冷箱は「本体」と「ふた」に分けて運用されており、ふたはすでに20％を切り替え、本体は順次導入を進め計50％に切り替わる。デザインも刷新しキャラクターをあしらい、リサイクルを連想させる図柄をあしらい、リサイクル原料使用を明記する。
同社は、配達に使用するプラスチック削減にも取り組み、常温品用折りたたみコンテナは2022年から底と枠部分にリサイクル材を導入しプラスチック使用量を年間16トン削減している。まとめ袋も2023年から再生原料配合のものを使用しており、配達箱の再利用やまとめ袋の回収とリサイクルなど循環型配達システムを活用しプラスチック使用削減を進める。
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