調査・データ物流倉庫を紹介するBtoBマッチングメディア「一括.jp」を運営するeclore(東京都新宿区)は23日、70代以上のシニア層の68%がEC(電子商取引)モールを利用するなど、シニア層にもECが普及しているとの調査結果を公表した。利用者の間では送料の低減を求める声が多かった。
調査は7月16日に全国の70歳から99歳の男女100人を対象に、インターネットを通じて実施した。
調査結果によると、「過去3か月間で商品の購入に利用したチャネル」(複数回答)との問いに対しては、実店舗が82%と最も多く、次いでアマゾンや楽天などのECモールが68%だった。その他のECの利用率はあまり高くなく、公式オンラインショップが15%、フリマ・オークションが10%といった結果だった。
ECを含む物流・配送サービスへの満足度については、「非常に満足」が22%、「やや満足」が39%で、合わせて「満足」が61%を占めた。不満を感じているとの回答は「やや不満」の1%に留まった。
物流・配送サービスに改善を求める点(複数回答)については、「送料を安く(無料に)してほしい」が51%で最も多く、「特に改善してほしいことはない」が34%で2番目に多かった。このほか、「エコ配送に力を入れてほしい」が19%、「置き配など受け取り方法の選択肢を増やしてほしい」が15%と高かった。
同社は「70代以上のシニア世代も実店舗とオンライン通販の両方を積極的に使い分けていることがわかった。シニア層にも幅広いチャネルを活用する柔軟さがうかがえる」としている。
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