横浜ゴム、リトレッドタイヤ事業を統合

拠点・施設横浜ゴムは9日、国内リトレッドタイヤ事業を1社に統合すると発表した。

統合対象はヨコハマタイヤ東日本リトレッドと山陽リトレッドで、2014年1月1日付で、新たにヨコハマタイヤリトレッドとして発足する。

新会社の本社は広島県尾道市とし、事業所を同市、北海道苫小牧市、埼玉県入間郡、愛知県みよし市の4か所に配置する。

近年、環境負荷低減や貨物・旅客輸送会社のコスト削減につながるとして、トラック・バス用のリトレッドタイヤ需要が増加していることを受け、横浜ゴムでは運送会社に対し、新品タイヤの購入からタイヤ運用中の管理・点検・補修、リトレッドタイヤ利用までをトータルにサポートする「エコメソッド」を展開している。

エコメソッドによる顧客へのサポートや増加するリトレッドタイヤ需要に対応するため、リトレッド事業の統合による経営の効率化を図り、将来的な事業拡大に備える。