ロジスティクス日揮ホールディングス(HD)は16日、コスモ石油、レボインターナショナルとの共同提案が、東京都の公募事業「廃食用油回収促進に係る事業提案」に採択されたと発表した。家庭から排出される廃食用油の回収を拡大し、持続可能な航空燃料(SAF)の原料として活用する取り組みを2029年3月31日まで推進する。
3社は23年度から25年度までの同事業にも採択され、25年4月には国内初となる国産SAFの供給を開始した。大阪・関西万博や世界陸上競技選手権大会などを契機に、廃食用油のSAF向け利用促進に関する情報発信も行ってきた。

▲本事業の活動イメージ(出所:日揮ホールディングス)
今回採択された事業は、「廃食用油の国内資源循環に関する認知拡大および国内唯一の国産SAF大規模製造に向けた廃食用油回収促進事業」。家庭系廃食用油の回収促進とSAF利用拡大を通じて、脱炭素社会の実現と国内資源循環の推進を目指す。
事業では、自治体や企業と連携した家庭系廃食用油の回収と国産SAF製造への利用を進めるほか、SAFや廃食用油回収に関する周知イベントの開催、国内外への情報発信、環境学習の実施などに取り組む。
3社の役割として、日揮ホールディングスは事業全体の主導や自治体・企業との連携推進、コスモ石油は回収油の品質確認やSAFの製造・供給、レボインターナショナルは廃食用油の収集と市民回収ノウハウの提供を担当する。
今後3社は、SAF原料となる廃食用油の回収量拡大に向けた取り組みを加速するとともに、国内資源循環の機運を高める情報発信を強化し、国産SAFの認知向上に努めるとしている。
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