ロジスティクスOceanic Constellations(オーシャニック・コンステレーションズ、神奈川県鎌倉市)は17日、相模運輸倉庫(横須賀市)と海洋無人機を活用した「海洋のDX」実現に向けた戦略的連携協力覚書を締結したと発表した。両社は横須賀市を拠点に、海洋無人機の開発・製造拠点の構築や港湾運営の高度化に取り組む。
今回の提携では、創業140年にわたり物流・港湾事業を展開してきた相模運輸倉庫のノウハウと、Oceanic Constellationsの海洋無人機開発技術を融合する。横須賀市内に海洋無人機の開発・製造拠点を共同で立ち上げ、開発から製造、入出荷、運用までを一体化した体制の構築を目指す。

(出所:Oceanic Constellations)
海洋無人機は、水上無人機(USV)や水中無人機(UUV)を含む海洋向け無人システムの総称で、港湾管理の効率化や海上監視、人手不足対策などへの活用が期待されている。
両社は連携の柱として、海洋無人機の量産機能を備えた開発・製造拠点の整備、港湾利用の活性化、港湾管理支援、公益の増進を掲げる。港湾管理分野では、平時および災害時の海面状態の確認、航路・泊地の水深確認、浮遊物の確認、港湾工事に伴う環境影響調査などへの活用を想定している。
また、海洋無人機の開発・製造から入出荷、運用までを一体で支えることで、港湾利用の活性化や地域経済への波及効果創出も目指す。相模運輸倉庫は横須賀、横浜、東京、千葉に物流拠点を展開しており、こうしたネットワークの活用も視野に入れる。さらに、要救助者の早期発見、密輸防止、密漁防止など、行政機関や関係団体との連携による公益的な活用にも取り組む。
Oceanic Constellationsは2023年設立の海洋スタートアップで、海洋無人機群を活用した「海の衛星群」構想を推進しており、27年の本格事業化に向け、事業と技術の統合開発を進めている。
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