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米の販売価格は前年比1.7倍超、農水省まとめ

2025年7月31日 (木)

産業・一般農林水産省は7月30日、6月末時点の2024年産米の契約・販売状況や、民間在庫の推移、米穀販売事業者の販売数量・販売価格の動向について発表した。事業者向けの販売価格は前年の1.7倍以上と、依然として高値が続いている。

6月末時点の出荷業者の全国の集荷数量は242万8000トンで前年同月比13万8000トンの減、契約数量は242万6000トンで同6万2000トンの減だった。販売数量は176万5000トンで10万5000トンの減となった。これらには、売り渡した政府備蓄米の集荷数量14万トン、販売数量12万4000トンが含まれている。

全国の民間在庫は、出荷・販売段階の合計で121万トンとなり、前年同月比6万トン増だった。内訳は出荷段階84万トンと前年と変わらず、販売段階は37万トン(同6万トン増)だった。このうち、売り渡した政府備蓄米の数量は11万8000トンで、備蓄米分を除くと、前年同月比で6万トンの減少となる。

販売数量は前年同月比91.7%で、このうち小売事業者向けは同87.7%、中食・外食事業者など向けは97.7%と減少した。また、小売事業者向けの販売価格は前年比171.8%、中食・外食事業者など向けの販売価格は同176.1%で、依然として高い水準が続いている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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