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精米の小売向け販売価格は前年比1.5倍、農水省

2025年10月1日 (水)

産業・一般農林水産省は9月30日、8月末時点の2024年産米の契約・販売状況や民間在庫の推移、米穀販売事業者の販売数量・販売価格の動向について発表した。小売事業者向けの販売価格は前年の1.5倍以上と高値の水準が続いている。

8月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は243万2000トンで前年同月比14万2000トンの減、契約数量は248万2000トンで同6万5000トンの減だった。販売数量は207万4000トンで同19万2000トンの減となった。これらには、売り渡した政府備蓄米の集荷数量、販売数量ともに14万トンが含まれている。

全国の民間在庫は、出荷・販売段階の合計で83万トンとなり、同18万トンの増だった。内訳は出荷段階50万トン(同6万トン増)、販売段階は33万トン(同12万トン増)だった。このうち、売り渡した政府備蓄米の数量は1万8000トンで、備蓄米分を除くと、前年同月比で16万トンの増となる。

米穀販売事業者が販売している精米の販売数量と価格では、販売数量は前年同月比12.6%の減で、このうち小売事業者向けは同15.6%減、中食・外食事業者など向けは同9.0%減だった。また、小売事業者向けの販売価格は同52.6%のアップ、中食・外食事業者など向けの販売価格も同74.8%高かった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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