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トレーディア1Q、輸出入とも黒字転換で増収増益

2025年8月14日 (木)

財務・人事トレーディアは13日、2026年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は前年比6.8%増の40億6700万円、営業利益は同79.7%増の5800万円、最終利益は2.7倍増の2億300万円と大幅増益だった。

輸出部門セグメントの売上高は前年比2.9%減の6億7000万円、セグメント利益は800万円(前年はセグメント損失200万円)だった。雑貨、機械製品、食料品の取扱いの減少で、取扱量は前年同期比で9.2%減。また、自社倉庫での取扱量や取扱件数も前年同期比で減少したが、コスト減少、適正料金収受の効果により黒字転換した。

輸入部門セグメントの売上高は前年比7.1%増の13億1200万円、セグメント利益は300万円(前年はセグメント損失2100万円)だった。雑貨は減少したが、機械製品が増加し、取扱量は前年とほぼ同程度を維持。取扱件数は前年より微増だったが、自社施設での保管料収入が大幅に増加したことから収益性が改善した。

国際部門セグメントの売上高は前年比9.7%増の20億3800万円、セグメント利益は同37.8%減の2600万円だった。輸出では取扱量の増加、輸入では日本向けの運賃市況が改善し、営業収入が増加した。輸出においては、日本発インド、東南アジア向けの機械製品、建材、紙類が堅調に推移した。輸入においては、雑貨が減少したが、猛暑の影響により夏物家電の取扱量が増加し、医療製品も堅調に推移した結果、取扱量は前年同期比で微増、運賃市況の改善も増収要因となった。

倉庫部門の売上高は前年並みの1300万円、営業利益も前年並みの1200万円となった。また、船内荷役などの営業収入は前年同期比99.3%増の3900万円となり、セグメント利益は前年同期比4.7倍の700万円を計上した。

2026年3月期の通期予想は、売上高が前期比0.9%増の168億円、営業利益が同26.3%増の3億2000万円、最終利益は同4.6%減の2億8000万円と据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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