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プロロジス、岡崎で三河地区最大の物流施設開発

2025年10月22日 (水)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は22日、愛知県岡崎市で先進的物流施設を集積する「プロロジス岡崎プロジェクト」の開発を決定したと発表した。東名高速道路・岡崎阿知和スマートインターチェンジ(IC、仮称)に直結予定の「阿知和地区工業団地」内に整備され、三河地区最大規模の物流ハブとなる見込みだ。

▲「プロロジス岡崎プロジェクト」完成イメージ(出所:プロロジス)

開発敷地は18万平方メートルで、複数棟の物流施設を段階的に整備する計画。マルチテナント型、BTS型施設に加え、製造業向け機能を備える方針で、1棟目の着工は2028年を予定している。敷地には特別高圧電力を受電し、大規模マテハン設備や自動倉庫、全館空調など大容量電力を要する設備の導入を可能とする。水害リスクが低く地盤が強固であることから、防災性と事業継続性の面でも優れた立地とされる。

開発予定地は伊勢湾岸自動車道・豊田東IC、東名高速道路・岡崎ICからそれぞれ6キロに位置し、国道1号や248号へのアクセスにも優れる。名古屋、豊田、浜松など愛知県内主要都市のほか、東京(290キロ)、大阪(200キロ)、金沢(270キロ)、新潟(480キロ)など全国主要都市への広域配送にも対応可能な立地条件を備える。

(クリックで拡大、出所:プロロジス)

周辺では猛禽類の営巣地が確認されており、プロロジスは生物多様性保全の一環として敷地内にビオトープを設置する計画。物流施設の開発と環境配慮を両立させる取り組みを進める。

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