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住商GL、タイ・シラチャの経済特区倉庫を拡張

2025年10月22日 (水)

ロジスティクス住商グローバル・ロジスティクス(SGL、東京都千代田区)は22日、タイ子会社のSumisho Global Logistics(Thailand)がチョンブリ県シラチャ市のシラチャ支店でフリーゾーン倉庫を2100平方メートル拡張したと発表した。ASEAN域内で高まる物流需要に対応し、加工貿易や再輸出を見据えた保管能力の増強を図る。

SGLタイは2003年にタイで初めてフリーゾーン倉庫(5200平方メートル)の許可を取得し、その後アマタシティチョンブリやシラチャに拠点を拡大。今回の増床により、シラチャ支店の倉庫総面積は1万4700平方メートルとなり、オープンヤード2万平方メートルも含めた広域な利用が可能になった。新設区画は床耐荷重10トン/平方メートルを確保し、重量機械や大型部品などの産業貨物に対応する。

(出所:住商グローバル・ロジスティクス)

同支店は東南アジア最大級の商業港レムチャバン港に近接し、輸出入の結節点としての機能を持つ。倉庫には監視カメラや有人警備を組み合わせた24時間体制のセキュリティーを導入しており、安全面を強化した。

ASEANではサプライチェーンの再編と域内貿易の拡大により、フリーゾーンを活用した物流スキームへの需要が拡大している。輸入関税や付加価値税が免除される特区であるフリーゾーンは、物流コストの削減と通関合理化を可能にするため、多国間調達や再輸出を担う上で重要性を増している。

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