
▲バイオAdBlueを採用するEOタンクローリー(出所:山九)
ロジスティクス三井化学と山九は21日、山九の化学製品輸送用タンクローリー車に、三井化学が製造・販売する「バイオAdBlue」が採用されたと発表した。6月から一部車両で使用が始まっている。
AdBlueはディーゼル車の排ガスに含まれる窒素酸化物を浄化する尿素水。今回導入されたバイオAdBlueは、従来の石油由来に代わり一部をバイオマス由来原料に置き換え、マスバランス方式で製造されたもの。品質は従来品と同等でありながら、製品ライフサイクル全体での温室効果ガス排出量を最大7割削減できる。
両社は、今後の供給範囲拡大や他地域への展開も視野に入れ、持続可能な物流モデルの構築を進める方針。三井化学はすでに40品目以上でバイオマス化を進めており、化学業界や物流分野での環境対応を強化している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。