
▲「プロロジスパーク東海1」完成イメージ(出所:プロロジス)
拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は27日、愛知県東海市で開発を進める「プロロジスパーク東海1」の起工式を行ったと発表した。
同施設は地上4階建て、延床面積16万900平方メートルのマルチテナント型物流施設で、2027年5月の完成を予定している。計画地は名鉄常滑線・太田川駅から徒歩8分の立地にあり、名古屋市中心部や中部国際空港、伊勢湾岸自動車道などへのアクセスに優れる。
施設は大型車両が各階に直接アクセスできるダブルランプウェイを備え、最小800坪(2645平方メートル)からの分割利用に対応する。庫内環境の快適性を確保するため空調や大型ファンを導入するほか、最上階には従業員向けのカフェテリアを2か所設置する計画だ。さらに非常用発電機や地下オイルタンクを備え、最大7日間の電力供給や断水時の対応を可能とするなど、防災拠点としての機能も持たせる。
周辺では区画整理事業が進み、商業施設や大学キャンパス、住宅などが整備される予定で、地域の新たな交流拠点としての役割も期待される。隣接地ではBTS型の「プロロジスパーク東海2」も計画されており、特殊仕様の需要にも応える方針だ。
開発地:愛知県東海市・東海太田川駅西土地区画整理事業区域内
敷地面積:7万2800平方メートル
延床面積:16万900平方メートル
構造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2025年8月
完成:2027年5月(予定)
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