サービス・商品物流・製造業界向けのシステム開発を手がけるアイオイ・システム(東京都品川区)は8月29日、カラー電子ペーパーサイネージに対応したサイネージコントローラー「DS0101」を11月4日から販売すると発表した。将来的にはプロジェクターなど多様な表示システムを一元的に制御できる統合プラットフォームへの展開を目指す。

▲サイネージコントローラー「DS0101」(出所:アイオイ・システム)
物流や製造の現場では、ホワイトボードや紙媒体による情報伝達が一般的だが、情報更新に手間と時間がかかるのが課題となっている。また、現場ごとに異なるネットワーク環境でも安定した情報配信を行いたいとの強い要望もあった。
そこで、カラー電子ペーパーの高い視認性と低消費電力を生かしながら、オンプレミス環境にも最適な制御システムを開発した。コントローラーは、13.3インチと31.5インチの「カラー電子ペーパーサイネージ」に対応し、時間設定機能を使えば、自動的に画面が切り替わり、計画的、効率的に情報発信できる。
操作には、専門的な知識や高度なスキルは不要で、誰でもすぐに操作できるユーザーインターフェースによって、現場担当者の負担を軽減する。また、動画、画像、テキストなど多様な形式のコンテンツに対応し、現場のニーズに合わせた最適な情報伝達方法を選べる。
さらに、複数のサイネージをまとめて管理できるほか、遠隔からの設定変更や更新も可能で、運用の手間を大幅に軽減できる。
同社では今後、DS0101を核とした表示機器統合管理・制御プラットフォームの構築を進る。サイネージに加えプロジェクターなど表示機器の管理を一元化できるプラットフォームで、物流・製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に貢献するとしている。
9月10日から12日まで東京ビッグサイト(江東区)で開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に、同社はTOPPANグループとして出展。カラー電子ペーパーサイネージなど、物流・製造現場向けの最新の省人化システムを紹介する。
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