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財務・人事Doup Robotics（ドープロボティクス、東京都大田区）は3日、IDATEN Ventures（イダテンベンチャーズ、東京都港区）を引受先とするシードラウンドの第三者割当増資を実施したと発表した。今回の資金により、自律走行搬送ロボット（AMR）を中心とした次世代自律搬送システムの開発体制を強化し、製造業・物流業での現場実証や量産準備を進める。
（出所：Doup Robotics）
同社は自律搬送工程の自動化に向け、独自開発の制御ソフトウエアを用いたAMRの開発を行っている。高い走行性能と直感的な操作性を備える点が特徴で、ナビゲーションソフトや複数ロボットの群制御に対応するフリート管理ソフトも提供している。
資金はAMRおよび制御ソフトの開発加速、製造・物流現場でのPoC推進、量産体制構築、採用強化に重点投資される。
投資家であるIDATEN Venturesは、物流・製造業における人手不足の深刻化を指摘し、狭小空間での走行性能や既存オペレーションとの親和性など、現行AMRの課題を挙げた。その上で、同社の経験を基にした第2世代AMRの開発が、産業インフラの新たな標準となることに期待を示している。
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