国際DHL(ドイツ)は3日、DHLエクスプレスフィンランドが、ヘルシンキ・ヴァンター空港(HEL)に新たな物流ゲートウェイを開設したと発表した。同施設の延床面積は1万6000平方メートルを誇り、現在の運用面積の2倍以上となる。投資額は総額1億ユーロ。

▲ヘルシンキ空港の新物流ゲートウェイ(出所:DHL)
ゲートウェイ開設により、空港の駐機場に直接アクセスできることで航空機の積み下ろし時間を短縮。1時間あたり6500個の荷物を処理できる自動仕分けシステムと、電気自動車(EV)充電設備を持つ90のダイレクトローディングベイを備えている。
また持続可能性を重視し、地熱暖房、ソーラーパネル、省エネ技術を活用。さらにTAPAのLevel A認証や航空貨物取り扱い用の最新X線スキャン装置などの堅牢なセキュリティー対策を実施する。同施設から最初の顧客への配送はことし10月に開始される予定。
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