
▲リヨン・サンテグジュペリ空港(出所:DHL)
国際DHL(ドイツ)は16日、フランス・リヨン=サン=テグジュペリ空港に新ゲートウェイ施設を開設すると発表した。敷地面積5万平方メートルの新施設は、TDI(国際当日必着便)、DDI(国内日付指定便)を扱うフランス初のマルチサービス拠点で、今夏に稼働を開始する。
同施設は空港滑走路に直接アクセスできる構造で、国際・欧州・国内・地域内の輸送ニーズに対応する。最大1時間あたり1万7500個の荷物処理が可能で、現在の5倍となる。年間4500万個以上の荷物を扱うDHLエクスプレスのフランス全体のうち、同地域は20%超の取扱量を占める。
建物にはエネルギー効率向上や環境配慮型設計が導入され、エネルギー性能は旧施設比で55%改善した。電気自動車用の充電ステーションを78か所設置し、2025年以降の成長と脱炭素化に向けた取り組みを強化している。DHLは、同国で行った投資の中で2番目に大きい額となる1億2100万ユーロ(195億円)を投じた。
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