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拠点・施設パナソニックオペレーショナルエクセレンス（大阪府門真市）は4日、京都府京田辺市のグループ世界最大規模となる物流拠点「国内物流オペレーションズセンター関西第一拠点」が本格稼働を開始したと発表した。関西地域に点在していた9か所の倉庫を統合し、国内で初めてグループ全体で共用する物流拠点として位置付ける。
▲国内物流オペレーションズセンター関西第一拠点（出所：パナソニック）
本拠点は、パナソニックグループの企業変革「Panasonic Transformation」（PX）に基づき、事業会社ごとに異なっていた物流システムを標準化。倉庫集約によって配送ルートを10％削減し、移動棚の活用により保管効率を27％高めた。さらに、庫内業務の標準化やPDAを活用したペーパーレス運用の導入によって業務生産性を26％向上させるなど、効率化と品質改善を同時に進めている。
また、2025年4月に施行された物流総合効率化法に対応し、パレットの標準化や輸配送の可視化、労働環境の改善を推進。人手不足やCO2排出削減といった物流業界全体の課題解決にも貢献する。
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