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マルヤス機械、食品工場向け新型コンベヤー3機種

2025年9月9日 (火)

▲FOOMA JAPAN 2025 にて展示したデモ搬送ライン(出所:マルヤス機械)

サービス・商品マルヤス機械(長野県岡谷市)は9日、食品工場の省人化と衛生管理を両立する新型コンベヤー3機種を正式発売したと発表した。対象は、6月の「FOOMA JAPAN 2025」で披露した表裏反転コンベヤー「FTO」と、防水仕様の整列・合流コンベヤー「SGA-WA」、振り分けコンベヤー「SLS-WA」。

FTOは、冷凍食品や薄物、割れやすい製品を高低差なく搬送中に表裏反転できる機種。従来は手作業が前提だった反転工程を自動化し、省スペースでラインに組み込める。ベルトや部品は工具レスで着脱できる構造を採用しており、洗浄や交換に要する時間を短縮。HACCP(ハサップ)対応を見据えた衛生的なライン構築に寄与する。

一方、SGA-WAとSLS-WAは、殺菌や除水工程後の濡れたパウチ食品や輸液バッグを対象とした防水仕様のコンベヤーだ。SGA-WAは合流・整列を安定して行い、SLS-WAは自動振り分けを実現。いずれも静音構造と工具レス設計を採用し、清掃や復旧が容易な点が特徴で、省スペースで効率的なライン構築が可能となる。

展示会では「反転や濡れた製品の搬送は自動化が難しい」という従来の課題に対し、「省力化と衛生性の両立につながる」として高い関心を集めた。マルヤス機械は今回の新製品を食品や医薬分野を中心に幅広く展開する方針だ。

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