フードケンミン食品(神戸市中央区)は26日、冷凍ビーフンやはるさめ商品の生産体制を強化するため、篠山工場(兵庫県丹波篠山市)に新たな製造ラインを新設し、9月から出荷を開始すると発表した。新ラインは既存の倉庫を改築し、延床面積1950平方メートルの鉄骨平屋建て。生産能力は既存比で1.3倍に向上し、9品目の製造を予定する。

▲篠山工場の新たなライン製造工程(出所:ケンミン食品)
設備には全自動調理機能や包装の自動化が導入され、省人化と品質向上を両立。調理工程の自動制御により、安定した製品供給が可能となる。設備投資額は22億円で、3月に完成し6月から稼働している。
同社の冷凍ビーフン・はるさめは2024年に前年比9%増の売上を記録し、冷凍食品全体の売上構成比は4割に達している。今後は新ラインを基幹とし、需要拡大に対応するとしている。
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